仮想通貨(暗号資産) 投資

初心者向けETHからBaseチェーンへのブリッジ手順と注意点

2024年6月16日

※アフィリエイト広告を利用しています。

「ETHからBaseチェーンへのブリッジってよく聞くけど、何から始めればいいの?」

「ブリッジって聞くだけで難しそう…失敗したらお金なくなっちゃうのでは?」

「Baseチェーンでアプリを使いたいけど、手数料や手順が不安…」

最近、SNSやNFTコミュニティでよく目にする「ETHからBaseチェーンへのブリッジ」。
実際に試してみたい方も多いのではないでしょうか?

しかし、初めての方にとっては:

・ETHとBaseチェーンの違いがわからない
・ブリッジの手順が複雑で不安
・ブリッジの際のガス代や手数料が心配
・失敗したときのリスクが怖い

こんなお悩みを解決します。

Ethereum(ETH)からBaseチェーンへのブリッジは、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)など、様々な用途でBaseチェーンを利用するために必要な手順です。

本記事では、ETHをBaseチェーンにブリッジする方法を詳細に解説します。

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セキュリティ対策とトラブル対応

フィッシングサイトの見分け方

URLの確認ポイント

公式URL:bridge.base.org

危険な例

  • bridge-base.org
  • base-bridge.org
  • bridqe.base.org (qが使われている)
  • bāse.org (特殊文字使用)

安全性チェックリスト

□ HTTPSプロトコルの確認(鍵マークの存在)

□ スペルミスやドメインの不自然さ

□ MetaMaskでの接続時の権限要求内容の確認

□ 公式サイトへのリンクは必ずブックマークから

よくある詐欺の手口と対策

① 偽サイトへの誘導

手口:
SNSでの「お得なブリッジ」の宣伝
検索広告を使った偽サイトへの誘導

対策:
公式サイトのブックマーク使用
SNSの広告リンクを使用しない
検索結果の上位広告を避ける

② 不正なウォレット承認要求

手口:
必要以上の権限を要求
全資産へのアクセス許可を求める

対策:
承認内容を必ず確認
不要な権限は付与しない
怪しい承認要求は拒否

③ サポート詐欺

手口:
DMでの偽サポート対応
シードフレーズの入力要求

対策:
公式チャンネルのみ使用
シードフレーズは絶対に共有しない
個人DMでのサポートは全て詐欺と考える

トラブル時の対処方法

■ 緊急時の対応手順

  1. 即座にウォレットのネットワーク接続を切断
  2. 不審な承認があった場合、Revoke.cashで権限を確認・取り消し
  3. 必要に応じて新しいウォレットへ資産を移動

■ 公式サポート窓口

■ トラブル報告時の必要情報

  • トランザクションハッシュ
  • 使用しているネットワーク
  • エラーメッセージのスクリーンショット
  • 実行した操作の順序

日常的なセキュリティ対策

□ ウォレットの定期的なバックアップ
□ 重要な取引前の少額テスト送金
□ 取引限度額の設定
□ 定期的なアプリケーションの更新
□ 不要な承認の取り消し確認

安全な取引のためのベストプラクティス

推奨事項

  • ハードウェアウォレットの使用
  • 複数のウォレットの使い分け
  • 取引時の二段階認証の有効化
  • 定期的なセキュリティ設定の見直し

避けるべき事項

  • 公共Wi-Fiでの取引
  • 不明なdAppsとの接続
  • 検証していないスマートコントラクトの承認
  • パスワードの使い回し

ETHとBaseチェーンの基礎知識

ETHとBaseチェーンの概要

Ethereumとは

・スマートコントラクトを実行できる代表的なブロックチェーン
・多くのDeFiプロジェクトやNFTマーケットプレイスの基盤

Baseチェーンとは

・Coinbase開発のレイヤー2(L2)ソリューション
・ETHと比較して低コストで高速な処理が可能

Baseチェーンのメリット・デメリット

Baseチェーンのメリット

  • 低コストでスケーラビリティが高い
  • Ethereumのセキュリティを活用できる
  • 開発者にとってEVMを利用できる点がメリット

Baseチェーンのデメリット

  • まだ発展途上の技術でリスクが高い
  • Ethereumに比べてDAppsの選択肢が少ない
  • 出入金の際にブリッジが必要で手間がかかる

なぜブリッジが必要なのか?

Baseチェーンはレイヤー2のため、直接Ethereumの資金を利用することはできません。
ETHをBaseチェーンにブリッジすることで、Base上でトークンの購入やDeFiの利用が可能になります​

ブリッジの準備

必要なウォレットとツール

ブリッジを行う前に、以下の準備が必要です。

MetaMaskの設定方法

  1. MetaMaskをインストールし、ウォレットを作成します。
  2. Ethereumネットワークを追加し、ETHをウォレットに入金します。

≫≫【METAMASK(メタマスク)】インストール~ウォレット設定方法を解説

あわせて読む

Baseネットワークの追加方法

MetaMaskを開き、「ネットワークを追加」をクリックします。

「ネットワークを手動で追加」をクリック

以下の情報を入力して、「保存」をクリックする。

  • ネットワーク名:Base
  • 新しいRPC URL:https://mainnet.base.org
  • チェーンID:8453
  • 通貨シンボル:ETH
  • ブロックエクスプローラー:https://basescan.org

ネットワークを選択に「Base」が追加されたら完了

はじめてでドキドキしましたが意外と簡単にできました!

メタマスクでETHをBaseにブリッジする手順

手順1 MetaMaskにETHを準備

MetaMaskウォレットに十分なETHがあることを確認してください。
ガス代(トランザクション手数料)も必要なので、ブリッジする金額に加えて余分なETHを準備しましょう。

手順2 MetaMaskでブリッジ

MetaMaskを開き、『ブリッジ』をクリック。

  • 移動先ネットワークに『Base』を選択
  • 移動する額を指定する。(ガス代などの手数料は自動計算)
  • 『Confirm』をクリック
  • MetaMaskがポップアップし、接続を承認します。
  • 「Your Transaction is complete」と表示され、ブリッジ完了

Baseチェーンの残高が増えているいることを確認して完了

ガス代の計算と注意点

ガス代は時刻やネットワークの混雑状況により変動します。
一般的にはBaseチェーン上のガス代は安いですが、Ethereum上のガス代は高額になることがあります。
ブリッジ前に必ずガス代を確認しましょう​。

Baseチェーン上での活用例

DeFiプロジェクト(Uniswap, Compoundなど)

Baseチェーン上では、UniswapやCompoundなどの著名なDeFiプロジェクトが利用可能です。
これらのプロジェクトを利用することで、仮想通貨の交換やレンディングが可能になります。

NFTの発行と管理

Baseチェーン上では、低コストでNFTを発行・管理することができます。
特に、マニフォルドを利用することで、簡単にオープンエディションのNFTを作成できます

「ずとまものPFP」 のリリース時に使用

「ずとまものPFP」は、2024年6月13日にリリースされた革新的なNFTコレクションです。
このプロジェクトの特筆すべき点は、Coinbase開発のレイヤー2ソリューションであるBaseチェーンの採用です。
Baseチェーンは、Ethereumと比較して大幅に低いトランザクション手数料と高速な処理を実現し、「ずとまものPFP」のミント時には非常に安価なガス代で取引が可能となりました。

イラストレーターのまもるさんとエンジニアのなおこママさんの協力により誕生したこのコレクションは、210体のSNSアイコン用デジタルアートで構成されています。0.021ETH(約12,500円)という販売価格で事前予約制を採用し、1週間のミント期間を設けました。

プロジェクトの収益モデルも注目に値します。売上の半分はクリエイターに還元され、残りは開発費や新たなゲームコンテンツ「どきまも♡メタバースゲーム」の資金に充てられる予定です。この仕組みにより、クリエイター支援とコミュニティ育成を同時に実現しています。

Baseチェーンの採用とユニークな収益配分モデルにより、「ずとまものPFP」はNFT市場に新たな可能性を示す先進的なプロジェクトとして注目を集めています。

≫≫ずとまものPFPのMagicEdenのサイトはこちら
≫≫ZUTTO MAMORUのコレクションサイトはこちら(MagicEden)

なんとガス代が0.000001ETH(約1円)と安すぎる!!
※2024.6.16時点

BaseチェーンのNFTのMagicEdenでの確認方法

1.  MgicEdenにログインする

2. 「Select Network」をクリックして、「Base」をクリックする

3. 「My Items」で該当のNFTを確認する

まとめ

ブリッジのメリットとデメリット

ETHをBaseチェーンにブリッジすることで、低コストで高速なトランザクションが可能になります。
但し、BaseからEthereumに戻す際の時間がかかる点には注意が必要です​。

将来の展望とBaseチェーンの可能性

Baseチェーンは、ユーザー数と取引量の増加に伴い、スケーリング問題の解決や分散型アプリの発展の基盤として大いに期待されています。
しかし、まだ発展途上の技術であるため、一定のリスクも存在します。
それにもかかわらず、Baseチェーンは今後多くのプロジェクトで利用される可能性が高く、仮想通貨市場で重要な役割を担うことが期待されています。

今回はETHからBaseチェーンへのブリッジ手順と注意点を解説しました。

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≫≫【METAMASK(メタマスク)】インストール~ウォレット設定方法を解説

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